着付けの師匠に学んだ上達への近道と秘訣

最初に教えていただいた着付けの先生に、再びレッスンをしていただいた時、上達する秘訣を教えていただきました。

それが『3日間続けて毎日着物を着る』『着物を着て人前へ出る』でした。

目次

3日間続けて毎日着物を着ることをやってみる

毎日3日続けて着物を着るのは、簡単なようで状況によっては難しいかも知れません。
お勤めがある人なら、土日だけになります。

私も、帰宅してから着物に着替えれば良いのかも知れませんが、なかなか時間がありません。

ただこのままでは、なかなか覚えられません。
とにかく『3日間続けて着物を着る』をやってみました。

3日間続けて着物を着て掃除や片付けを始めました。
家事をするには、割烹着が必要なので早々に購入しました。

実際に購入した割烹着がこちらです。

割烹着はその後もとても重宝しました。

生活の中の着物を実体験

こうやって、目指したかった生活の中の着物ライフを実体験していきました。

3日間続けて着物を着る体験をすると、着付けを手が覚えます。

3回着物を着るということを、週末ごとにやっていては3週間かかります。
忘れた頃に着ていてはなかなか覚えられません。

師匠の言う通り、3日間続けて着物を着るだけで格段にアップしました。

綺麗に着付けられるかどうかは別です。
とにかく3日間続けて着ることで、着付けの手順はしっかり頭に入ります。

これを師匠は伝えたかったのでしょう。

そして次のミッションは着物を着て出来るだけ人前に出ることです。

着物を着て出かける最初のハードルを超える

着物を着てお出かけしたのは、2018年の4月からでした。

デビューは師匠とのランチでした。
ランチの帰りは家まで歩きましたが、周りの視線に居心地が悪かったのを覚えています。

そして、次は無謀にも人との待ち合わせに着物で行きました。
しかもひとりで車で・・・

この時は腰紐が緩くて、大変な思いをしました。

とにかくお出かけしてみて分かったこと・・・

  • 人目を気にするので綺麗に着ようとより頑張る(家で好きに着ているのとは全然違う)
  • 着物を着て外を歩くという気恥ずかしさを乗り越える(視線に最初は緊張する)

家で着ているだけでは上達するにも限界があります。

私自身はカジュアルでも、ピシッと綺麗に着付けたいとの想いはありました。
決して手抜きをしていたわけではありません。

他人の視線があると思うとそれだけで緊張もします。
下手に見られたくないので頑張ります。

大阪市内へランチに行った時も、ものすごく頑張りました。

最初は諸々下手なのは仕方がありません。

人前に着物で出るのは上達の秘訣

やはり、人前に着物で出るのは上達の秘訣です。

下手なままでは恥ずかしい
恥ずかしいから練習する
練習するからマシになる
上手くなりたいからさらに勉強する

そうやって一生懸命努力しました。

決して時間があったわけではありません。
時間を作って上達したいと頑張りました。

好きなことだから、楽ではないけれど頑張ることが出来ました。
頑張ったその先に何があるかなど全く考えていませんでした。

頭の中には損も得もなく、着物を着たから何になると言うことも全くありませんでした。

ただただ、30年前からやりたかったことがようやく出来た喜びだけでした。

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