西国三十三ヶ所巡りの名刹・円教寺へ|西の比叡山と称される姫路の絶景古刹を徹底ガイド

西国三十三ヶ所巡りの西の果ては「円教寺(えんぎょうじ)」です。

新緑が心地よい4月末、JR姫路駅からバスに乗ってロープーウェイ乗り場まで
そしてそこから書写山(しょしゃざん)円教寺へ行きました。

山上のとても迫力のある「摩尼殿」、またその後ろにある巨石、室町時代の建物である大講堂、そして食堂や開山堂など建造物、山の中の広い敷地をゆっくり歩いてまわりました。

西の比叡山と言われるのが納得できるほどのスケールでした。

姫路城まで行く時間はなく前をバスで通り過ぎました。


西国三十三ヶ所巡りは、近畿地方を中心に点在する33の観音霊場をめぐる、日本最古の巡礼路として知られています。その中でも第27番札所である「円教寺(えんぎょうじ)」は、兵庫県姫路市の書写山(しょしゃざん)に位置する、歴史と自然に包まれた名刹です。今回は、西国巡礼の中でも特に人気の高い円教寺の魅力や見どころ、参拝のポイントを詳しくご紹介します。

目次

円教寺とはどんなお寺?

円教寺は、康保3年(966年)に性空上人(しょうくうしょうにん)によって開かれたと伝えられる天台宗の古刹です。標高約371メートルの書写山の山上に広がる広大な伽藍は、まさに荘厳のひと言。その規模と格式の高さから、古くより「西の比叡山」とも称されてきました。

歴代の天皇や貴族からの崇敬も篤く、皇室や武家とのゆかりも深いお寺です。山深い静寂の中にたたずむ堂宇の数々は、訪れる人々に深い感動と心の安らぎを与えてくれます。

西国三十三ヶ所巡りにおける円教寺

西国三十三ヶ所巡りは、観音菩薩の慈悲にすがり、心願成就や厄除けを願う巡礼です。円教寺は第27番札所として、多くの巡礼者が訪れる重要なスポットとなっています。ご本尊は如意輪観世音菩薩で、霊験あらたかな観音様として古くから信仰を集めてきました。

円教寺の見どころ

円教寺は広大な境内に数多くの見どころがあります。ここでは特に押さえておきたいスポットをご紹介します。

摩尼殿(まにでん)

断崖に建つ舞台造りの本堂「摩尼殿」は、京都の清水寺を思わせる迫力ある建築です。急な崖の上にそびえる姿は圧巻で、四季折々の景色とともに楽しめます。特に新緑や紅葉の季節には、その美しさが一層引き立ちます。

三之堂(みつのどう)

大講堂・食堂(じきどう)・常行堂の3つの建物がコの字型に配置された「三之堂」は、円教寺を代表する荘厳な空間です。映画やドラマのロケ地としても有名で、その重厚な雰囲気は一度見たら忘れられません。

  • 大講堂:円教寺の本堂にあたる学問と修行の場
  • 食堂:僧侶が修行生活を送った二階建ての建物で、現在は宝物展示も
  • 常行堂:阿弥陀如来を祀る修行のためのお堂

ロープウェイでの空中散歩

書写山の麓から山上までは「書写山ロープウェイ」で約4分。眼下に広がる姫路の街並みや瀬戸内の景色を楽しみながら、空中散歩気分を味わえます。山上駅からは参道を歩いて伽藍へと向かいます。

参拝のポイントと巡り方

円教寺を訪れる際には、いくつか押さえておきたいポイントがあります。快適な参拝のために、ぜひ参考にしてください。

  • 歩きやすい靴で:山上は自然豊かで、参道や石段を歩く場面が多いため、スニーカーなど歩きやすい靴がおすすめです。
  • マイクロバスの利用:ロープウェイ山上駅から摩尼殿付近まで、有料の参拝者用バスが運行されています。体力に不安のある方は活用しましょう。
  • 納経帳を忘れずに:西国巡礼の御朱印をいただくなら、専用の納経帳を持参するのがおすすめです。
  • 時間に余裕を持って:境内が広いため、ゆっくり巡るなら2〜3時間ほど見ておくと安心です。

四季折々の魅力

円教寺は季節ごとに異なる表情を見せてくれます。春は桜、初夏は新緑、秋は紅葉、冬は雪化粧と、いつ訪れても自然の美しさに心を奪われます。特に紅葉シーズンは人気が高く、多くの参拝者で賑わいます。

まとめ

西国三十三ヶ所巡りの第27番札所・円教寺は、歴史ある天台宗の古刹でありながら、雄大な自然と荘厳な伽藍が調和した特別な場所です。「西の比叡山」と称されるその風格は、訪れる人すべてに深い感銘を与えてくれるでしょう。

ロープウェイで気軽にアクセスでき、巡礼の旅はもちろん、観光やリフレッシュにもぴったりのスポットです。心静かに観音様と向き合い、自然の中で穏やかなひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。姫路を訪れる際には、ぜひ円教寺へ足を運んでみてください。

引用元

円教寺ホームページ:http://www.shosha.or.jp/


追記:寺社仏閣で落書きなどもってのほか

寺社仏閣で落書きする愚か者がいるのは世の常なのでしょうか。

信仰を超えて、造った人たちや守っている人たちのリスペクトの気持ちがないというのは恥ずかしいことです。

一番奥の開山堂には、昭和以降に彫られたひどい落書きがありました。

また写経をさせていただいた食堂(じきどう)の2階は寺宝の展示館にもなっており、たくさんの仏像や観音像がありました。1階には秀吉軍によって彫られた落書きがあった柱が展示されてました。

なんでも西国攻めの折に秀吉軍が円教寺を占領し、多くの寺宝を奪い無茶苦茶にして行ったそうです。

ご朱印帳などについて

普段は書き置きタイプの御朱印をいただくのですが、三十三箇所巡りは専用のご朱印帳に直接書いていただきたいと思い、専用のご朱印帳を買いました。

ご朱印帳は西国三十三箇所巡りのお寺でも販売しています。ただ蛇腹タイプだと裏写りします。ですので蛇腹ではなく綴じてありさらにページごとに間に紙が入っているタイプが良いと思われます。

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